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南仏のネコ宿

フランスとドイツに出かけております。
古い建築を廻り、諸々の資料を集めてかけめぐっております。
建築のことは私は消化するのに時間がかかるのでゆっくりと考えることとして...
南仏で小さな安宿を点々としましたら、ほぼ確実にニャンさんが出迎えてくれるので
ずいぶんと旅の疲れを癒してもらいました(^^)
今はParisですが、都会ともなるとそんなアットホームなホテルはなく、
あぁ南仏が恋しい....


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農業と永治屋清左衛門さん

「農業が変われば世界が変わる」というのは「奇跡のリンゴ」で話題になった木村秋則さんの言葉です。
大げさな言葉ではなく、よくその通りだな...とこの言葉を思い出すときがあります。

その国の原風景となる農地はそこでの食文化と表裏一体で、その農地や作物のあり方は衣食住の全ての文化に直結します。
食と住の文化は農業との繋がりをイメージしやすいですけれど、”衣”文化に関わる貴重なお話を伺いました。

それは”絹”のお話です。
京都の老舗「永治屋清左衛門」という屋号の織物屋さんは、文化庁からの依頼を受けて
戦国時代の姫君たちのお着物の復元に取り組まれているのですが、当時の織物を再現する絹糸が
今日本には無く、ブラジルで生産しているそうなのです。
なぜシルクロードの終点である日本にその絹糸は無いのか....

農協です。

農業の変化が原因でした。
日本の原種のカイコは今よりも小さく、吐く糸も細かった。
かつてはそれを手で丁寧に製糸していたので、戦国時代の織物は大変きめ細かな模様織りが可能でした。
「唐織り」という刺繍でなく織りですべての模様をつくる技法です。
近代化の過程で、大きな繭(マユ)から出る糸のほうが製糸工場の機械でも切れにくく大量に生産できる
ということで、カイコは農協の指導のもと、どんどん大きくなるよう品種改良されていきました。
かつてのカイコは今日本で養蚕されていません。
カイコが大きくなったということは、つまり糸も太くなったのです。
絹のきめ細かさが今と昔では違うということになります。
永治屋清左衛門さん達が復元しようにも糸が太くて昔のような美しい模様が出来なかったそうです。

ちょうどその近代化の頃、ブラジルに日系移民が多く渡りました。
その時日本人の持って出たカイコが原種だったことから、
今も昔のような細い絹糸をつくれるのはブラジルでのみとなったのです。
目先の経済性にとらわれ、「改良」を重ねた結果、国の大切な織物や装飾の文化を失った例です。
復元を試みなければ、失ったことさえも気付かなかったかもしれません。


ブラジルへ渡った日本人がいなかったら永治屋清左衛門の復元作業は出来ませんでした。
手間がかかることの意味は必ずあります。
インスタントでは決して本物はつくれない。
農業に限らず、生きること全てに関わる考え方です。
最近は、何を考えていても必ずリンゴの木村さんの思想に行き当たってしまいます。

JA(農協)の方々はそういう文化の担い手である、世界を背負っているという意識を持っていて欲しい。
農業従事者ではない私が言うのは申し訳ないけれど、そこを見据えて戦う人々は是が非でも応援します。

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タイムトリップ

吉祥寺の井の頭公園に向かって降りて行く階段はどれもなぜだか不思議な勾配と
段差になっていて、1段あたりの高さは低く奥行きが広いため、1段1歩という
単純でリズミカルな上り下りがしづらい階段です。

設計に携わるものにとって階段の寸法というのはものすごく大切なもので、
階段には建築家の意識や思想が反映されるから、井の頭公園のこの変な階段は
ずっと気になる存在でした。この寸法の意図は何なんだ。。。。?

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そんなある日、着物を着てこの階段を降りた時、なんて歩きやすい階段なんだろう!
と驚いたのです。洋服を来て歩いても気がつかなかったのですが、この段差は
和装の女性がとっても歩きやすい高さにできていて、一歩降りて片足をそろえて
もう一歩踏み出すと調度次の段を降りられるような位置関係だったのです。

着物姿で上り下りを美しい所作でするのはちょっと難しいけれど、この階段は
女性が気を使わずともきれいに上り下りできるよう設計された段差と勾配だった
ということ?偶然かな。。。?
でもこの公園には弁天様がいらっしゃるわけですし。。。
女性の所作が美しく見える公園なんてちょっとロマンチックではないでしょうか?

たくさんの和服姿のご夫人がここを往来している時代の様子を思い浮かべながら
着物を着てこのフェミニズム階段をおりるとちょっとしたタイムトリップの感覚
に落ち入るのでした。

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(↑「いせや」前の階段。下のほうは最近つくり直されて1段1歩が可能になって
しまったのですが上のほうは昔のままです)


というわけで昨日は茶道のお稽古先でのお茶事。ずっと着たかった絽のお着物は
あるおばあ様の形見にいただいたものですが、やっと袖を通すことができました。
おばあさんがこれを着てお出かけされていた頃は東京はどんな街だったのだろう。
お茶道具もお着物も、良い物を愛でる気持ちを時空を超えた人と共有できるというのは
素晴らしいことです。

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照明のこと

先週引き渡した現場の残工事などをひととおり終えて、やっと落ち着いて来た今日この頃
でございます。
工事現場へ行くのはいつも明るい時間ですが、引き渡し前の数日は照明計画の確認のため
少し遅くまでいてみることにしています。
職人さんもみんな帰って、クリーニングも全部終わったこの時が実は緊張なのです。

私たちの設計する空間は「照度」という明るさの指標にあてはめると少し暗めです。
必要な部分に必要な明るさをとりつつ、体感する「明るさの感覚」では暗さを感じない
程度に照度を落として、全体は落ち着いた雰囲気にしたいと思っています。
とか口ではいろいろ言えますが、それが実現できているかどうかを実際に現地で確認でき
るまでは心配で心配で...!

その日も、日が暮れはじめると落ち着かず、家中を徘徊して壁、天井、床を見回しては
照明の向きをあっちに変えたりこっちに変えたりしてみました。
どうやら今回も大丈夫なようです。
無事にこの翌々日引き渡しと相成りました。


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住み始めて1週間のクライアントから「夜の雰囲気が良い」とお墨付きをいただきましたよ!!
これで一安心です。

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時代に沿う

株式会社エクスナレッジから出版している「世界で一番やさしい建築設備」が
増補改訂してカラー版で出版されました。
監修の山田さんをはじめ、設計仲間との共著で関わらせていただき、初版は2009年のことでした。
設備系の技術革新もあるので、時代に沿うように、増刷の度に少しずつ改訂されていた
この本ですが今回はかなり多くの部分が改訂されてカラーになっています。


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2011年3月をはさみ、エネルギーに対する関心やニーズの変化は大きく、
設計者の職能として求められるものの中で、デザイン云々よりも室内の住環境を整えることの
比重が高くなっていることをひしひしと感じます。
ただ私が思うのは、
その辺の住環境を整えるのは設計者として当然のことであって、それが建築の目的ではないということです。
声高らかに「エコ住宅」とうたうのは「で?!」と尋ねたくなるところです。
そういう諸々のものを片付けたうえで、素敵な佇まいにすることが大切なんだよなぁと
自分に言い聞かせながら、献本を眺める午後でした。

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時間のデザイン

勤めていた事務所を辞めて独立する前の1ヶ月間、ヨーロッパの建築を見て歩く旅をしたことがありました。
カルロ・スカルパというイタリアの建築家の作品をいくつかめぐり、
楽しみにして見に行った3つの美術館はいずれも修復途中で、
スカルパの意図した動線や採光の部分部分でしか体感することができませんでした。
それでも美しいディテールにすっかり魅了されて帰ったのです。

今回それらの美術館を3館とも再訪する機会があり、
7年前の自分の視点がいかに曖昧だったのか反省もありますが、
やっとスカルパの作品に向き合えたような素晴らしい体験でした。

人を導くような誘い込むような動線の随所での見せ方は美術館を一周、順に沿って巡ることで、
益々展示物への興味が深まるものでした。
まるで1周する間の時もデザインされているような感覚を憶えたあと、同じ建築家の
彫刻のインスタレーションを見に行きました。
これも前回訪問の際はヴェネツィアの護岸工事中で工事囲いの中でゴミに埋もれて残念な姿だったのです。

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女性パルチザン戦闘士の彫刻が、潮が満ちれば海に浸かってしまうような場所に横たわっています。
人知れず戦い散って行った女戦士の悲しさが潮の満ち引きと、
そして長い時間をかけて浸食されてボロボロになっていく2つの時間軸で表現されているように感じました。
写真を撮っている間にも波をザブザブかぶっている 行き倒れたせつないパルチザン に思いを馳せ、
そしてまた、
前回は完全な状態で見られなかった作品群に、今回は見事に全部巡れたことに感動して、ウルっとしました。

無事昨日帰国いたしました。
不在の間ご迷惑をおかけした方々の為に、さぁ、はりきって仕事だ!

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愛猫家

先日の打ち合せ中の一コマ。
午前中の施主打ち合せが長引き昼ごろになると、なんと私の腹の虫が大きな音を・・・。
あまりの恥ずかしさに「...すいません!」というと
その言葉が合図かのように施主ご夫妻が菓子折りをテーブルの上に ささっ と。

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なんと、この可愛らしいどら焼きはご主人のお手製だというではありませんか。
しかもパッケージには一つ一つ、愛猫さんチーちゃんのイラストが描かれています。

毎回打ち合せの後半にもなると誰かしらのお腹の音が聞こえてくるのを気にかけて、
作ってお持ち下さったとのこと。
施工者ともども、一同感激の昼下がりでございました。
ごちそうさまでした。

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民家に学ぶ

月に2-3回のペースで立川まで打ち合せに行くのですが、
帰りの道中にある「生田緑地」というエリアがずっと気になっていました。
岡本太郎美術館や藤子・F・不二雄ミュージアム、川崎市立日本民家園など
面白ろそうな展示施設が集まっている都市公園です。
今日は少し時間があいたので、打ち合せの後に立ち寄ることができました。
夕暮れ前の日本民家園を散策して「まんが日本むかし話」みたいな風景を楽しんで来ました。

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ついつい雨戸や軒の出し方とかしばらく考えてた建物のディテールにばかり目が向きます。
そして「なるほど〜」と思ったり。
もう数回通うことになりそうです。

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現場レポート

去年がんばって事務所のHPを作りなおした後、
コンテンツやレイアウトの微調整程度のマイナーチェンジしかしてこなかったのですが
ここで一つブログサイトと連携した現場レポートのページを造って
発信の機会を増やしてみようということになりました。
これなら私以外の約1名も簡単にその日のことをupできるので活気のあるレポートに
。。。。なって欲しい!
HPにまだリンクは張っていないのですが
とりあえずレポートのレイアウトは完成!↓

takeshi goto architect and associates -daily report-

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過去のHPのtopicsやこのブログの内容を組み合わせてプロジェクトごとにまとめています。
久々の html+css 言語とのにらみ合いはなかなか楽しい時間でありました。
細かいことを ちまちま と続けるのが実は嫌いではないのです。

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祝上棟

今日でI邸が上棟となりました。
ほぼ一日現場で過ごして時間ごとの光の入り方のイメージを確認できました。
夕方には学校帰りのお子様も一緒に施主と2階へあがり、
お飾りを拝んで「おめでとうございまーす!」と無事上棟をお祝い出来ました。


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このおかめさん、かわいいですね。

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